医療法人扶恵会釧路中央病院
Tel.0154-31-2111
臨床工学科
キャッチ
臨床工学技士はCEと呼ばれ、医師の指示のもとに生命維持管理装置の操作を行います。生命維持管理装置とは人工透析装置、人工心肺装置、人工呼吸装置などのことをいいます。
また、医療職で唯一 医学と工学の両方の知識を有する資格でもあり、現代医療現場は多種多様な高度医療機器で溢れています。
この高度医療機器を用いた診療または治療を安全に行えるよう、高度に進化した医療機器の専門家としてその保守管理や操作にあたるとともに、チーム医療の一員として患者様の治療にも携わっています。
臨床工学科の業務
当院では現在2名の臨床工学技士が常勤しており、ME機器を管理しております。
臨床工学技士は高度な医療機器を操作し救急救命時における治療のサポートや患者監視装置の装着、更にME機器の保守点検など安全管理をおこない病院内で円滑な運用ができるようにする技術者が必要です。
私たちはその技術者として重要な役割を担っており対処しています。また、院内では病院用携帯電話を常時携帯し病棟からの緊急呼び出しに対応できるようしています。
1.人工呼吸器業務
当院では人工呼吸器装着患者を管理しており、人工呼吸器をセットアップし装置が正常に動いているかどうかなどを毎朝・夕と病室に訪室させていただき点検を行っており、使用しています。
2.医療機器管理業務
臨床工学技士室でシリンジポンプ・輸液ポンプ・人工呼吸器などを点検・整備をしています。
また、臨床工学技士が医療機器安全管理責任者でもあり、保守点検の計画の策定や実施、院内での勉強会なども定期的に行っており、多様化する機器への対応や使用現場での機器の具合が悪いという時の対処法を、使用者側にアドバイスしています。